2023年8月3日
約2割の親が「子どもにとって良き理解者になりきれていない」=ポルムス調べ=
オンラインカウンセリングサービス「yoridocoro」を運営するポルムスは2日、「日常生活における子どもの変化」に関する調査を実施し、その結果を公表した。

調査は6月29日・30日に行われ、小学生~中学生の子どもを持つ親1007名から回答を得た。それによると、半数以上が「普段の生活の中で、子どもの様子がいつもと違うと感じたことがある」と回答した。

その際、子どもに理由や状況などを直接聞くことができたかを質問したところ、約8割が「聞けた」と回答した一方、2割が「聞けなかった」と答えた。聞けなかった理由を複数回答で訊ねたところ、「子どもが話してくれなかったから」54.3%が最も多く、次いで「親があまり干渉しない方がよいと思ったから」41.5%と続いた。

また、子どもがいつもと違う様子であることやその理由や原因に対して何か対処したことはあるかを訊ねたところ、「ある」78.8%、「ない」21.2%と回答した。

子どもにとって自身は「それなりに良き理解者であると思う」と回答した人が62.5%を占め、次いで「とても良き理解者であると思う」18.8%、「良き理解者になりきれていないと思う」18.7%と続いた。また、「専門家に子どもの良き理解者となってもらうこと」について、およそ8割が好意的に受け止めていることも分かった。
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