2025年4月4日
三谷産業、生徒の出欠管理システム「neconome」を金沢大附属高校と開発
三谷産業は3日、金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高校と共同で、生徒の出欠状況をオンラインで確認して、教職員間で情報共有を円滑に行うシステム「neconome」(ねこのめ)を開発したと発表した。
neconomeは、保護者による生徒の欠席連絡、生徒の授業出席記録、教職員による出欠の記録を一元化するシステム。専用のアプリで情報を集約し、校務支援システムにデータを移行・集約・教職員間で情報を共有。生徒の出欠状況を迅速に把握して安全管理を行う。
具体的には、生徒は自身が出席する授業が行われる教室に掲示されているQRコードをスマホで読み込み、出席登録をする。また、スマホを所持していない場合でも、学生証で代用可能な仕組みを並行稼働させれば、誰も取りこぼさないように整備されている。
保護者は、生徒が欠席する場合はスマホから状況を連絡して欠席登録ができ、これらの情報は教職員がパソコンやタブレット端末などを使ってリアルタイムで一元的に把握することができる。
neconomeは、昨年10月から同校1年生を対象に実証実験を行い、その結果、始業前の教職員間や保護者と行う連絡時間を約40%削減させた。教職員の労務負荷を低減したほか、生徒の出欠状況や欠席理由を円滑に把握し、生徒一人ひとりに適した対応ができたことから、今年4月から同校の全学年を対象にシステムを稼働させた。
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