2025年8月12日
半数以上の親が「子どもが大人になったとき仕事がAIに取って代わられる」と不安を抱く=クレイバーキッズ調べ=
ランクアップは8日、同社が運営する民間学童「クレイバーキッズ」が、首都圏に住む、小学4~6年生の子どもを持つ男女200人を対象に実施した、「子どもの生成AI活用と将来に関する調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「子どもは生成AIの存在を知っているか?」と尋ねたところ、46.0%の親が「知っている」と回答。メディアやSNSでも、日々生成AIに関する話題が飛び交う中、大人だけでなく小学生の子どもも生成AIの存在は理解しているようだ。

自分の子どもが生成AIを使う場合、「連続使用時間として許容できる時間」を聞いたところ、最も多かったのは「20~30分」31.5%だった。一方で、「5分未満」も30.0%おり、上位の回答に大きな差は見られなかった。「2時間以上」はわずか3%だったことから、子どもの生成AI連続使用時間は「短い方が良い」と考えている親が多いのが分かる。

自分の子どもが、今後生成AIを使うことに対してメリットとデメリットどちらを感じるかを聞いたところ、「メリットだと感じる」が17.0%、「デメリットだと感じる」が6.0%となる中、「どちらもある(両方感じている)」が63.5%で最も多かった。


「メリットだと感じる」「どちらもある」と答えた親にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「デジタルを活用する力を養えそうだから」59.6%だった。一方、「デメリットだと感じる」「どちらもある」と回答した親にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「自分で考える力や思考力が低下しそうだから」59.0%で、次が「自分で答えを出せなくなりそうだから」46.8%だった。子どもが生成AIに依存して自分で考えることを避けてしまうことへの懸念が浮き彫りになった。

また、将来、自分の子どもが大人になったときに、就く仕事がAIに取って代わられることや、就職先について不安を感じたことはあるかを聞いたところ、「かなりある」と「たまにある」の回答を合わせると、56.0%と半数以上に達した。あらゆるメディアでAIに奪われる仕事とそうでない仕事に関する情報が飛び交う昨今、自分の子どもの将来を心配する親の心情が明らかになった。

自分の子どもが「AIを使いこなせる大人になってほしいか」を聞いたところ、「とても思う」「少し思う」を合わせると7割以上(76.0%)になった。子どもの将来の仕事への不安を考えると、AIを使いこなす必要があると考える親が多いようだ。


AIが普及する時代だからこそ「子どもに発想力や思考力を身に付けてほしいと思うか」と尋ねたところ、「とても思う」「少し思う」を合わせると86.0%の親が「身に付けてほしい」と考えていることが分った。「とても思う」「少し思う」と回答した親に自分の子どもに対し、「何歳までに発想力や思考力を身に付けてほしいと思うか」を聞いたところ、最も多かったのは「小学校高学年まで」38.4%だった。


一方、親自身が大人になってから「思考力が必要」だと感じた場面はあるか、を聞いたところ、「かなりある」と「たまにある」を合わせると90.5%にもなった。どんな場面で感じたかを聞いたところ、「意見やアイデアを求められたとき」が最も多く69.6%で、以下、「困難な状況やトラブルに直面したとき」55.2%、「人と会話しているとき」48.6%などが続いた。

また、「”思考力”とは主にどんな力が重要だと思うか」を聞いたところ、最も多かったのは「自分の意見を持つ力」74.5%、次いで「問題を発見し、解決方法を考える力」と「想像力や発想力」が同率で60.5%だった。社会に出ると自分の意見を主張する場面が減る可能性があり、子どもに自分の意見を持っていてほしいと考える親が多いことが伺える。

最後に、「理想的だと思う”子どもの思考力を育てる学び方”で、重要だと思うもの」を聞いたところ、最も多かったのは「自分の考えを発表する機会がある」65.0%で、以下、「チームで意見を出し合う活動」54.0%、「好きなテーマを深く掘り下げる学習」49.5%などが続いた。考えることはもちろん、自分で考えたことをアウトプットする機会が必要だと考えている親が多いことが伺える。
この調査は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に住む、小学4~6年生の子どもを持つ20~40代の男女を対象に、8月1~4日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は200人。
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