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2015年2月5日

セールス・オンデマンド/教育用ロボット「Romo」を「Scratch」で操作 2月下旬にアプリ配信

Romo本体とiPhone

セールス・オンデマンドは、エデュケーショナルロボット「Romo(ロモ)」と、教育用プログラミング環境の「Scratch(スクラッチ)」を使い、プログラミングを感覚的に学べるiOS用アプリ「Scratch2Romo(スクラッチトゥロモ)」を、2月下旬から配信する。

「Romo」は米ロモティブ社が開発した、iPhoneやiPod touchと繋げることで駆動する体験型エデュケーショナルロボット。「Scratch」は、ブロックを組み合わせながらビジュアル的にプログラミングを体験できる、MITで開発された教育用のプログラミング環境。

「Scracth2Romo」では、「Scratch」で”前進させる””右にまがる”といった指示内容のブロックを組み合わせて命令を作り、それを遠隔センサーで送って「Romo」を操作する。iPhoneに内蔵された音や方位、加速度などのセンサーを利用することもでき、たとえば、音声センサーを利用し、「Romo」に話しかけると名前を応え返すようにプログラミングすることもできる。

Scratchの画面

日本で「Scratch」の普及に取り組む青山学院大学の阿部和広非常勤講師は、「Scratch」の魅力を「自分が作りたいものがすぐに作れる」と語る。また、セールス・オンデマンド 新規事業開発部の小暮武男氏は、「『Romo」は身近なものが動く楽しさを学べる」とその特徴を説明。

「Scracth2Romo」は、「Scratch」と「Romo」を連携させることによって、自分のアイディアをプログラミングで試し、その結果をロボットを動作させて目に見えるかたちで確認できる。子どもたちがものづくりの達成感を味わえるようなアプリとなっている。

対応端末は、iPhone 4・4s・5・5c・5s、iPod touch 第4世代・第5世代で、iOS7.1以上。

価格は1500円。また、機能を限定したお試し使用版を無料で提供している。

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