- トップ
- STEM・プログラミング
- 遠隔出社を可能にする分身ロボットOriHimeBizをリリース
2016年9月2日
遠隔出社を可能にする分身ロボットOriHimeBizをリリース
オリィ研究所は1日、「存在感を伝達する」分身ロボットOriHimeをビジネスシーンでの利用に特化させたOriHimeBizをリリースしたと発表した。
OriHimeとは、スマートフォンから (年内にPCも対応) インターネット経由で、直感的に動かすことができ、視覚・聴覚を有し、音声を発して相手と会話ができる、利用者の分身となる小型ロボット。
開発当初は入院患者が家や学校に設置されたOriHimeを遠隔操作して家族、 友達との団欒を楽しんだり、 ALSなどの難病患者が第二の体として利用したりなどの用途が多かったが、近頃は、在宅ワークのツールとして、また出張中の出社ツールとして、ビジネスシーンで利用されることが多くなってきたことを受けて、「スケジューリング機能」「一時ミュート機能」「一時離席機能」などを搭載して、スマートフォンアプリOriHimeBizとしてリリースしたもの。
これまでのビデオ会議などのテレワークツールは、明確な目的のあるコミュニケーションには向いていたが、雑談などによるチームの人間関係構築の不便性、常にいないことによる意識のズレや情報の欠落、モチベーション維持の困難性などの課題があった。OriHimeでは、操作者の姿は見えないが、声と動きで映像以上に、まるでその人がその場にいるような存在感を伝えることができるという。また、発話時のみマイクをONにすることで常時接続への心理的ハードルを下げる配慮もされている。
今後は、在宅ワークや本社・支社間コミュニケーションの用途はもちろん、地方の観光案内所など人手の足りない窓口での業務にも利用を拡大させていく方針だという。
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













