2016年10月27日
音声認識キーボード入力システムにディープラーニング技術を実装
アドバンスト・メディアは、日本語109キーボードを声でコントロールできる、音声認識キーボード入力システム「AmiVoice Keyboard(アミボイス キーボード)」をバージョンアップし、音声認識エンジンにディープラーニング技術を実装。11月1日から販売を開始する。
「AmiVoice Keyboard」は、キーボード入力の代わりに、音声認識技術を活用することで、キーボード上の数字キー・英字キー・ファンクションキー・コントロールキーなど、全てのキー操作を声で行うことができるソフトウェア。2010年の発売以来、物流・製造・流通現場を中心に、検品結果・伝票・検査結果の入力などの業務で活用されているという。
声だけで、キーボード入力が完結するため、作業の手を止めることなく、ハンズフリー・アイズフリーで、効率的なデータ入力を行うことが可能。
Microsoft WordやExcelなど既存のソフトに対しても、組込み開発をすることなく、音声認識キーリストの登録を行うだけですぐに利用できる。また、端末内で音声認識を行うため、インターネット回線が必要ない。販売価格は20万円。
今回、この音声認識エンジンにディープラーニング技術を実装。これにより、認識精度が大きく向上し、騒音下での発話が、より正しく認識できるようになったという。従来の音声認識エンジンと比較し、誤認識が約25%(自社調べ)改善。
また、市販のマイクに加えて、高騒音環境下でも正確な音声入力が行える、音声認識・音声対話専用のウェアラブル端末「AmiVoice Front WT01」と連携して使用することも可能。
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