- トップ
- 企業・教材・サービス
- 日本人向け英語リスニング・スピーキング学習支援サービス開発
2018年5月16日
日本人向け英語リスニング・スピーキング学習支援サービス開発
JSOLとNTTデータ経営研究所は15日、EnglishCentral と共同で、脳科学技術と音声認識技術を使用した日本人向け英語リスニング・スピーキング学習支援サービスの開発を開始したと発表した。
同研究開発では、イングリッシュセントラルが保有する「音声認識技術」と、情報通信研究機構と大阪大学が研究開発した「ニューロフィードバック技術」を使って、英語学習者が自ら気づくことができない発音しにくい音と聞き取りにくい音を視覚的にフィードバックすることで、適切な方向へと学習を指導するトレーニング方法の開発を目指す。
これにより、これまでは漠然と「聞き取れない」「伝わらない」という実感しかなかった英語力について、学習者自身が科学的に裏付けられた方法で改善点を認識し、自らの能力の改善を図ることができるようになるという。
音声認識技術を使ったスピーキングトレーニングでは、学習者が英文を発音した際の音声情報から、発音できていない音素を可視化させ、その音素の発音を重点的にトレーニングする。また、ニューロフィードバック技術を使ったリスニングトレーニングでは、学習者は自身の脳波計測とその視覚的フィードバックを受けて、特定の音素の聞き分け能力を向上させることができる。
開発では、JSOLがユーザー向けアプリケーションの開発および最適なユーザーインターフェイスの検証、ニューロフィードバック技術の適用に当たり、イングリッシュセントラルが学習者ビッグデータの分析、英語スピーキング学習サービスの提供および適用を担当する。また、NTTデータ経営研究所は脳科学技術の活用を中心とした全体のコーディネーションを行う。
成果は、「知覚的運動的な英語能力の基盤」を科学的に効率よくトレーニングする学習支援サービスとして、まずビジネスパーソンを対象として企業向けに展開を予定している。さらに、ニューロフィードバック学習におけるフィードバック方法にはゲーミフィケーションを取り入れ、学習者がより楽しんでトレーニングできるように改良を進めており、その導入を予定している。
最新ニュース
- 「EDIX(教育総合展)東京」、5月8~10日に東京ビッグサイトで開催(2024年5月2日)
- 第一志望に合格した大学生の5割以上が、2回以上「志望校が変わった」と回答=武田塾調べ=(2024年5月2日)
- アディッシュプラス、宮崎市による「宮崎市こころつなぐライン相談」事業を受託(2024年5月2日)
- Adecco、東京都「デジタル人材育成支援事業(短期集中コース)」の運営を開始(2024年5月2日)
- DNP、不登校児童・生徒などを支援する3Dメタバースを東京都の30自治体等に展開(2024年5月2日)
- ラインズ、入退室管理システム「安心でんしょばと」仙台市で一斉導入(2024年5月2日)
- コドモン、大阪府摂津市のこども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月2日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が山梨県南アルプス市で提供開始(2024年5月2日)
- ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」、岐阜・美濃市が導入(2024年5月2日)
- iU、eスポーツルーム開設 新年度から正式カリキュラム化も検討(2024年5月2日)