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2016年8月29日

タグキャストとワコム、位置情報発信技術とデジタルペン技術で連携

タグキャストとワコムは26日、タグキャストが推進する屋内位置情報技術とワコムが将来的に開発するデジタルペン技術の連携を目指して、協力体制をとることに合意したと発表した。

wacomタグキャストはIOT時代を見据えて屋内の位置情報発信技術の基盤となる「ビーコン」に関する特許を取得している企業。施設内で任意の空間の位置情報を発信する「電池ビーコン」やLED電球と一体化した「LEDビーコン」、テーブルの位置情報を発信するのに役立つ「ペーパービーコン」など、様々なビーコン技術の設置・普及を目指している。

これらビーコン技術を利用することにより、数センチ単位での位置関係の情報や、フロアの特定を可能にする高さ情報の読み取りなど、GPSに比べより詳細で正確な位置情報の取得が可能になるという。

一方ワコムは、デジタルインクの技術である「WILL」を推進するなど、人々の創造性を媒介するメディアとしてのデジタルインクの特性に着目する企業。モバイル機器やクラウド環境の進展により、デジタルインクに様々な情報を埋め込んで付加価値を生み出すことを目指している。

今回発表された協力体制によって、ワコムが将来開発予定のデジタルペンとタグキャストが提供するビーコンが通信することが可能になる。ペンで描いた文字や画像に位置情報を埋め込んだり、外出先でのメモやスケッチがどこで記されたものかが分かったり、位置情報の連動コンテンツを装置に映し出すなど、IOT技術への幅広い応用が期待されている。また、タグキャストはビーコンの管理やビックデータ分析を行うクラウドサービスを運営しており、取得した情報を多面的に活用することで位置情報インフラの普及に取り組んで行くという。

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