2014年6月25日
インプレス総合研究所/2018年度の電子書籍市場は2800億円規模と予測
インプレスビジネスメディアのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は24日、電子書籍の動向を調査し、電子書籍に関する市場規模の推計結果を発表した。
2013年度の電子書籍市場規模は936億円と推計され、2012年度の729億円から207億円(28.3%)増加した。スマートフォンやタブレット、電子書籍専用端末といった新たなプラットフォーム向け電子書籍市場が急速に拡大しており、本格的な拡大期に入ったとしている。また、電子雑誌市場は77億円と推計され、電子雑誌を合わせた電子出版市場は1013億円となり初めて1000億円の大台を超えた。

2014年度以降の日本の電子書籍市場は今後も成長を続け、2018年度には2013年度の2.9倍の2790億円程度になると予測している。
今後もスマートフォンやタブレット保有者の増加をベースに、認知度の拡大や利便性の向上による利用率の上昇、紙の書籍との同時発売の増加、電子書籍ストアのマーケティングノウハウの蓄積、電子オリジナルのコンテンツや付加価値のついた電子書籍の販売、セルフパブリッシングの拡大等により、2014年度以降も拡大が続くと予想している。
また、電子雑誌は、配信雑誌数や電子書籍ストアでの取り扱いが拡大しており、月額課金モデルのコミック誌の配信等も始まっている。今後も、大画面で高精細なスマートフォンやタブレットの普及、携帯電話会社による定額制読み放題のサービスの開始とともに、電子雑誌広告市場の形成による電子雑誌配信の本格化なども想定され、引き続き市場の拡大が見込まれるという。2018年度には550億円程度になると予測され、電子書籍とあわせた電子出版市場は3340億円程度と予測している。
この調査は、「通信事業者」「出版社」「電子書籍ストア」「取次事業者」「ポータルサイト」「コンテンツプロバイダー」等の主要な電子書籍関連事業者へのヒアリング調査、ユーザーへのアンケート等を分析したもの。
調査結果の詳細は、『電子書籍ビジネス調査報告書2014』として発行し、24日から予約受付を開始している。発行は7月17日の予定。
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