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2022年6月1日

リクルート、大阪・枚方市立中学校での「スタディサプリ」活用の成果を公表

リクルートは5月31日、同社のオンライン学習サービス「スタディサプリ」を活用した放課後学習教室「ひらスタ」を、大阪・枚方市立中学校で実施した際の成果を公表した。


同社は、同市から事業委託を受け、2021年5月〜2022年2月にかけて、市立中学全19校に通う、全学年の生徒のうちの希望者(期末時点で230人)を対象に、「ひらスタ」を実施。

定量的な効果検証のひとつとして、既習範囲から出題するテストを期初(6月)・中間(12月)・期末(2月)にそれぞれ実施し、その点数を比較した。例えば、中学3年生では、英語では69%、数学では62%の生徒が正答率を伸ばした。

また、「ひらスタ」に参加した生徒のうち約7割が、登室前後では「学校でのテストの得点が上がった」「勉強のやり方が分かるようになった」と実感していることも分かった。

2021年5月〜2022年2月の生徒の出席率は平均8割超で、学校行事や部活動・受験といったやむを得ない欠席に加え、コロナ禍による自粛・心理的な通塾控えもあったことを踏まえると、高い水準だった。

2020年度末時点との比較で、2021年度末には登録生徒数が70%以上増加。また、参加した生徒の保護者の満足度は99%に達したという。

「ひらスタ」実施概要
実施期間:2021年5月〜2022年2月
実施会場:各中学校内に設置した放課後学習教室
対象:枚方市立中学全19校に通う、全学年の生徒のうちの希望者(期末時点で230人)
開室時間:課業時間外(放課後)に、各中学で月3回程度の開室(1回当たり50分×2コマ)〈ほかにも夏季集中学習教室(4日間・1日当たり50分×4コマ)も実施〉
支援体制:各教室に教室責任者および講師を配置し少人数学習を実現
対象教科:選択希望教科2科目(英語・数学・国語・理科・社会)
使用教材:「スタディサプリ」または持参教材を利用

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スタディサプリ「学校・自治体向けサービス」

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