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2022年6月15日

日本の学校教育の問題点、65%が「いじめ・不登校への対応に問題あり」と回答=通信制高校ナビ調べ=

クリスクの検索サイト「通信制高校ナビ」は、日本全国の10代〜60代の男女1000名に対し、今の日本の小学校、中学校、高校の学校教育への問題意識を調査。その結果、問題があると回答したのは1000名のうち637名で今回そのうちの300名を対象に、どのような点に疑問を感じているのか、また、どのような改善を期待するかを調査、14日にその結果をまとめ発表した。


小・中・高校の学校教育のどのような点に問題を感じているのかを聞いたところ、「いじめ・不登校問題への対応」が65%と最も多かった。年代別にみても、10代~60代各世代すべてで60%を超えており、特に20代では74%が問題を感じていると回答した 。

次いで多かったのは「先生の質」。こちらは世代別の回答に差異が大きく、最も多かった50代では62%で、最も少ない20代では28%にとどまった。40代以上は学校の先生の質について疑問を抱いている人が多い結果となった。

その他、「学校間での教育格差」も多く、50代が突出しているものの、全世代平均で見ても疑問を感じている人が多い。また、「校則や制服などのきまり」は、10代の回答者のうち58%が問題意識を持っていた。


「学校教育をより良くするためには、何が大切だと思うか」を尋ねたところ、「社会に出てから必要な学習(政治・経済など)」が最も多く、10代・50代を除く世代の40%以上が回答した。

次いで多かったのが「個性を尊重する校則」で、当事者世代である10代の62%が回答。その他、「興味がある内容の学習時間を増やす」、「担任の先生を選べる・変えられる」、「オンライン授業を受けられる」、「ディスカッション形式の授業を増やす」、「先生の成績表をつけられる」といったものが挙げられた。

この調査は、全国の15歳以上~69歳以下の300人(10代~60代まで各年代50人ずつ)を対象に、4月22日にインターネットでアンケートを取って実施した。

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調査結果の詳細

「通信制高校ナビ」

クリスク

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