2024年2月14日
7割が学歴社会に賛成だが世代ギャップ「古いけど必要」=ライボ調べ=
ライボの調査機関「Job総研」は13日、「2024年 学歴とキャリアの実態調査」の結果を公表した。
調査は同社の「JobQ Town」登録者の社会人男女(20代~50代)を対象に1月24日~29日に行われ、629名から有効回答を得た。
それによると、全体の80.3%が学歴はキャリアに「関係する」と回答した。その理由を訊くと、「社会的な信用やステータスが上がるから」が55.4%で最も多く、次いで「まだ学歴で判断する企業が多いから」「最終学歴は希望する仕事に影響するから」と続いた。
学歴が影響する場面を訊ねたところ、「就活時」が83.0%で過半数を占め、具体的には「書類選考時」が62.2%で最多となった。
また、全体の53.2%が他人の学歴を「意識する」と回答、意識する相手は「同僚」が最も多かった。
学歴社会の価値観について訊ねると、59.5%が「古いと思う」と回答。年代別では50代での割合が最も多く63.5%で、年代が下がるにつれて割合が減少した。
また、学歴社会の必要性を訊ねると、「必要だと思う」という回答が66.0%で過半数を占め、年代別では20代での割合が73.9%で最も多く、年代が上がるにしたがって減少した。
学歴社会への賛否を訊ねたところ、「賛成」が66.9%で過半数を占めた。その理由は「業界/職種への適応力の判断材料になるから」が47.3%で最も多く、次いで「自分が学歴のためにがんばった経験があるから」「若手の活躍機会になるから」と続いた。
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