2026年3月19日
慶應義塾大学、対話型連続イベント「慶應義塾イノベサロン」4月~7月開催
慶應義塾大学は、ディープテックの社会実装を加速することを目的とした対話型イベント「慶應義塾イノベサロン」を4月27日から7月にかけて複数回開催する。
政府が「新技術立国」を掲げ、核融合やバイオ、量子といった先端技術を国家戦略の中核に据える一方で、ディープテック分野では実用化直前に資金や支援が不足する「死の谷」が課題となっている。研究成果は生まれているものの、社会実装へとつなぐ資本や専門人材が十分に整っていないのが現状だという。
同サロンはこうした構造的課題の解決を目的に、研究者、投資家、政策関係者らが一堂に会し、先端技術の社会的価値や長期的なインパクト、そして社会実装に向けた具体的な道筋を議論する場として設けられる。短期的な収益性にとどまらない長期視点の資本形成や、研究・政策との連携のあり方を掘り下げる。
2026年度は「フュージョン(核融合)」「マイクロバイオーム」「量子コンピューター」といった領域をテーマに、4月27日から7月にかけて複数回開催する。会場は慶應義塾大学三田キャンパス(東京都港区)で、オンライン配信とのハイブリッド形式。参加費は無料で、投資家、研究者、企業関係者などを対象とする。
初回は4月27日に開催し、「Why Deep Tech? 不確実性にインパクトで挑む」をテーマに、かんぽ生命保険や慶應義塾の関係者が登壇する。以降、核融合、医療(マイクロバイオーム)、量子・AI融合といったテーマで議論を深める予定だ。
取り組みは、日本学術振興会の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施。2025年度に開始した同サロンの第2弾にあたり、今回は日本医療研究開発機構(AMED)や産業技術総合研究所などの公的研究機関も登壇し、研究・資本・政策が交差する形で議論をさらに深化させる。
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