2019年7月25日
英会話学習アプリ「TerraTalk」が大阪大学の英語授業に導入
英会話学習アプリケーションの「TerraTalk(テラトーク)」を開発しているジョイズは25日、「TerraTalk」が大阪大学の英語授業に導入されたと発表した。
北米やASEAN にも拠点を設け、海外留学を推進してきた大阪大学では、グローバル人材
教育のさらなる発展のため、英語授業への取り組みを強化する目的で、今年度「TerraTalk」を導入した。50名を超えるようなクラスサイズという制約条件であっても、AI によって一人ひとりの学習量や学習内容の記録、話者個別のスピーキング力を評価することが可能なことから、能動的な英語スピーキング学習環境が整備できると判断したという。
「TerraTalk」は、AI(人工知能)との英会話を通じてスピーキングを学習できる英会話アプリで、中学や高校を中心に教育機関への導入件数が200件を突破。AIが話者のスピーキング力を「文法」「語彙」「発音」「流暢さ」から総合的に評価するため、自らの英会話力を正確に把握し、改善につなげることできる。
今回の導入では、英語授業2 クラス、合計で110 名を超える学生が課題として5 週間かけて「TerraTalk」を利用。これにより、学生は実際に英会話を行いながらスピーキングを学習するアクティブラーニングが可能になるほか、自分のスピーキングをAI が分析し弱点を発見することで、自分の得意、不得意を考慮した学習ができるようになる。
また、教員はTerraTalk の学習管理システムを閲覧し学生の学習時間、学習実態などの進捗やAI によるスピーキング力の評価を確認することで、学生の個別のスピーキング力を効率的に評価することが可能となる。
大阪大学では、昨年度「TerraTalk」を試験導入した際、利用した約60名の学生の外部の英語検定試験のリスニングスコアが平均9%向上したことから、アクティブラーニングの効果を実感し、今年度から大学の単位認定に活用することを決定したという。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)