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2019年10月7日

フルノシステムズ、3波同時使用を実現する無線LANアクセスポイントを開発

フルノシステムズは4日、無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)シリーズ」の新製品として、3つの無線機を搭載して合計3波の同時使用を実現する3RF(スリーアールエフ)対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」を開発したと発表した。2020年1月の発売を予定している。

「ACERA 1210」

「ACERA 1210」は、2.4GHz帯無線機を1台、5GHz帯無線機を2台搭載することで、3種類のWi-Fiの同時使用に対応する。それにより接続できる端末数が増加し、最大接続可能台数は従来機より50%多い381台となる。混雑した周波数帯を回避して自動で接続を切り替える機能に3波間で対応するほか、学校の大講義室や図書室などの大型空間で端末を多台数接続する環境下でも安定した無線通信を実現する。

「ACERAシリーズ」は、オフィスや学校、公共施設、商業施設などのあらゆる場所で、タブレット端末やノートPCなどの各種ICT機器を無線接続して利用するための業務用無線LANアクセスポイント。今回開発した3RF対応アクセスポイント「ACERA 1210」は、主に学校で実施するICT機器を用いた授業での活用を想定しているという。販売価格はオープン。

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