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2020年4月17日

「転職は前向きな行動である」68.3% =マイナビ調べ=

マイナビは16日、2019年に転職し現在正社員として働いている20~50代の男女1500名を対象に、転職者の傾向や変化を調べた「マイナビ転職動向調査2020年版」を発表した。

それによると、社員の転職率は調査を開始した2016年の3.7%から年々増加しており、2019年では7.0%となった。特に20~30代男女で大きく伸びており、若い世代の転職が活発であることが分かる。

現職の希望勤続年数は平均10.7年。男女共通して20代では「10年以下」の割合が7割を超え、長くとも30代で現職を辞める意向が窺える。転職に対する考え方として「転職は前向きな行動である」と回答した割合が68.3%で、調査開始以来最多になり、女性の20~30代で特に肯定的に捉えられていた。

近年注目を集める退職代行サービスの利用経験者は5.0%、利用経験あり・利用意向ありの合計は25.7%となり、男性の20~30代では利用率、今後の利用意向ともに平均より高い結果となった。退職代行サービスの利用(意向)理由は「上司に退職意向を伝えるのが億劫」が最多で半数を超えた。

新しい面接・選考手法の受験意欲については、WEB面接を提示された場合に、男女20代の約半数が「受験意欲が高まる」と回答。若年層で前向きに受け止められていることが分かった。

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