2020年6月24日
埼玉工業大学、SIP第2期「自動運転」の実証実験を開始
埼玉工業大学は23日、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」の実証実験の参加機関として、東京臨海部実証実験の羽田空港地域での実証実験を開始した、と発表した。
SIP第2期「自動運転」では、東京臨海部実証実験として、羽田空港地域での自動運転技術を活用した次世代公共交通システムの実現に向けた実証実験などが行われている。
埼工大は、新型コロナウイルスの影響で自粛していた実証実験を、羽田空港地域で自動運転バスを使い随時実施していく。
埼工大は、SIP(第1期)ではトヨタのプリウス・ベースのSAIKOカーでお台場地域での実証実験に参加しており、今期は昨年8月に新たに開発した、マイクロバス「リエッセⅡ」ベースにした自動運転バスを中心に参加する。
自動運転バスは、車両の仕様(大きさ625×203×261、重量4.7t、24人乗り、4000ccディーゼル車)、AIPilot/Autowareで、自動運転可能な自動運転実証実験の試験車両。
埼工大の自動運転バスは、埼玉県が将来の事業化を目指して行うスマートモビリティの実証を支援する「埼玉県スマートモビリティ実証補助金」に2019年度に採択された。
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