- トップ
- STEM・プログラミング
- プログラミング教育、約9割の家庭が「実施していない」と回答 =ネクストビート調べ=
2020年9月15日
プログラミング教育、約9割の家庭が「実施していない」と回答 =ネクストビート調べ=
ネクストビートは14日、子育て世帯の親76人を対象に実施した「家庭でのプログラミング教育に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、子育て世帯の約9割が、家庭でのプログラミング教育を「実施していない」(46.1%)、「必要性は感じているが実施していない」(43.4%)と回答した一方で、約1割(7.9%)が「実施している」と回答。
また、その他の回答として、「無料のプログラミング講座のイベントには何度か参加したことがある」、「(子どもが)まだ1歳なので実施していないが、何かしらの形で取り組ませたいとは思っている」との声もあった。
プログラミング教育を「実施していない」「必要性は感じているが実施していない」と回答した親に、その理由を聞いたところ、「プログラミング教室が思ったより高価で、もう少し大きくなってからでもいいかもしれないと躊躇している」(子どもの年齢4歳)や、「興味はあるが、いつから実施すればいいか分からない」(同0歳)などの声があがった。
一方、プログラミング教育を「実施している」と回答した家庭では、3歳と7~10歳から開始している家庭が最も多く、次いで0歳、5歳から実施。乳幼児からプログラミング教育を行っている家庭もあった。
「プログラミング教育はなぜ必要だと感じるのか?」と尋ねたところ、「構造的に物事を捉えることができるようになるから」(同10歳以上)、「論理的思考力を身につけるとともに、AIネイティブ世代となる子どもたちには、プログラミングに早い段階で触れることで、苦手意識などを持たず、将来、幅広い分野での活躍の可能性を与えることが出来ると思うから。」(同4歳)などの回答があった。
「家庭でのプログラミング教育をどのような形で実施しているか?」との質問では、「教材などを使用した家庭学習をしている」との回答が最多で、次いで「塾やスクールに通っている」だった。
今回の調査で、プログラミング教育を実施している家庭にその理由を聞いたところ、最も多い回答は「論理的思考力を身につけるため」だった。
また、「AIネイティブ世代となる子どもたちには、プログラミングに早い段階で触れることで、苦手意識などを持たず、将来、幅広い分野での活躍の可能性を与えることが出来る」などの声も。
これまでより一層、プログラミング教育の重要性を感じている保護者も多いことが分かった。
この調査は、子育て情報メディア「KIDSNA」のサイト来訪者・SNS閲覧者を対象に、8月7日~14日にかけて、インターネットで実施。有効回答数は76人。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













