2022年3月11日
使わなくなったランドセル、中学生以上の7割が「そのまま保管している」=GoodService調べ=
GoodServiceは10日、小学6年生の子どもを持つ親513人と中学生以上の子どもを持つ親502人の計1015人を対象に実施した、「ランドセルの処分とその方法」についての調査の結果をまとめ発表した。
それによると、小6の子どもを持つ親に、「子どもはどのくらいの期間ランドセルを利用していたか?」と質問したところ、「6年間」93.0%が最も多く、以下、「3年間」2.3%、「4年間」2.0%と続いた。
9割以上の子どもが6年間使用し、小学校生活のすべての期間ランドセルを背負って登校していたことが分かった。
6年に渡り愛用してきたランドセルは卒業後どうするのか?「子どものランドセルはどうする予定か?」を聞いたところ、「まだ決まっていない」48.2%が最も多く、以下、「保管」27.3%、「破棄」6.6%と続いた。
「まだ決まってない」が約半数を占める結果となったが、決まっていない理由を聞いたところ、「捨てるには忍びないし、手放す気にならない」、「宝物だから」、「他に使い道がないので」、「6年間、大切に使ってくれたから」、「記念になるから」など様々な声が寄せられた。
一般家庭などで出た不要なものを無料で回収しそれを海外で現地販売して、売上の一部を寄付している、同社のプロジェクト「リボーンプロジェクトを知っているか?」と質問したところ、「知らない」68.6%、「何となく聞いたことがある」21.3%、「知っている」10.1%となり、3割以上が「リボーンプロジェクト」の存在を認識していることが分かった。
また、中学生以上の子どもを持つ親に「不要になった子どものランドセルはどうしたのか?」を聞いたところ、「そのまま保管している」71.5%が最も多く、以下、「破棄」14.7%、「寄付」6.0%と続いた。
「ランドセルを処分せずに保管している理由」を聞いたところ、「思い出として手元に残しておきたかったから」45.7%が最も多く、以下、「特に理由はないが、とにかく捨てられなかった」43.2%、「子どもが『残しておきたい』と言ったから」20.1%と続いた。
一方、「ランドセルを処分(譲渡・リメイク・寄付)したのは、卒業後どれくらい経ってからか」を聞いたところ、「卒業後すぐ(1カ月以内)」42.1%、「1年未満」34.1%、「1~2年くらい」16.7%と続いた。
4割以上が卒業後1カ月以内に処分しているものの、3割以上が1年未満と回答し、さらに2割弱が1~2年かけて処分していると回答。思い出深いアイテムだけに、じっくりと時間をかけて処分を検討・実行していることが分かった。
中学生以上の子どもを持つ親にも、「リボーンプロジェクトを知っているか」と質問したところ、「知らない」75.5%、「何となく聞いたことがある」20.3%、「知っている」4.0%と続き、2割強が「知っている」と回答した。
この調査は、小学6年生の子どもを持つ親513人と、中学生以上の子どもを持つ親502人の計1015人を対象に、2月1日〜2日にかけて、インターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)