2022年4月5日
パナソニックIS、静岡・富士市の全公立小中43校の教職員約1300人向けに「2刀流」PC導入
パナソニックインフォメーションシステムズ(パナソニックIS)は4日、静岡県富士市内の小学校27校・中学校16校の計43校の教職員約1300人向けに、1人1台PC環境を導入して本番稼働を開始したと発表した。
導入したPCは、1台で校務と授業の両方に活用できる「2刀流」であることに加え、自宅などからのテレワーク利用も実現した先進的な環境で、2021年11月から本番稼働を開始。
今回導入したシステムは、サーバー・ストレージ・バックアップ機能を全て集約した日本ヒューレット・パッカードのハイパーコンバージドインフラストラクチャ製品「HPE SimpliVity」と、日本HPの2in1タブレット「HP Elite x2 G8」1300台で構成。
校務用ネットワークと授業用ネットワークを分離し、1台のPCからそれぞれにアクセスできるようにすることで、高いセキュリティを保ったまま利便性を向上した。
教職員にとっては、校務用/授業用の2台の端末を教室や自宅へ持ち運ぶ必要がなく、1台のPCで両方の作業ができるようになった。
また、富士市教育委員会にとっても、端末台数を減らすことで故障・破損のリスクも減らせ、保守コストを抑えられる。
同市は、自宅などから校務用ネットワークにアクセスできるしくみを2011年度に整備していたが、今回のリプレースで、その利便性がさらに向上し、テレワーク利用が促進。
従来のテレワーク利用人数は最大でのべ800人台/日だったが、リプレース後はのべ1000人台/日を超える日も記録されている。
またサーバ設置、ネットワーク構築、データ移行、システム切替などを約1カ月で行い、その後1300台の端末展開までを、予定通り2021年11月の本番稼働開始までに完遂。本番稼働後のシステムトラブルもなく、安心して利用されている。
「導入ソリューション」の概要
導入先:富士市内の小学校27校、中学校16校
利用人数:小・中学校の教職員約1300人
システム構成:
・「サーバ」HPE SimpliVity
・「端末」HP Elite x2 G8(1300台)
・「仮想化ソリューション」Citrix Virtual Apps and Desktops
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