2016年3月25日
箕面市で映像コンテンツ活用した基礎学力向上めざす実証研究
デジタル・ナレッジは24日、大阪府箕面市とZ会ラーニング・テクノロジと提携し、箕面市立第三中学校で、学習塾の映像コンテンツを活用して基礎学力の向上をめざす実証研究を実施し、参加した生徒とその保護者を対象に行ったアンケート調査の結果を中間報告として発表した。アンケートの実施期間は2015年11月24日から12月2日。
実証研究は、総務省の先導的教育システム実証事業(ICTドリームスクールイノベーション実証研究)の一環として行ったもの。
箕面市立第三中学校の2年生176名のうち希望者が対象。期末試験前に集中学習期間を設定し、期間中の放課後、学習塾の派遣講師による指導体制を整えるとともに、学校のタブレットを活用して生徒が自由に学習塾の映像コンテンツを利用できる環境を整えた。参加生徒は、必要に応じて派遣塾講師に質問をしながら、個々の習熟度に合わせてタブレットを使い、学習塾の映像教材での学習を行った。
その後のアンケート結果によると、再度参加を希望する生徒は全体の77%。
自宅での利用を希望する生徒は50%、映像授業を利用した補習を希望する保護者は72%となった。
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