2017年10月16日
将来勉強したいのは「プログラミング・ロボット・AI」子どもの科学調査
誠文堂新光社の月刊誌「子供の科学」11月号(10月10日発売)は、読者アンケートの結果を集計して、科学好きな子供たちの傾向を分析する「読者白書2017」を掲載している。
それによると、科学が好きな子供たちが読んでいる「子供の科学」の読者は、67.7%が男の子で、女の子は32.3%。男子が圧倒的に多いが、近年は女子が増加傾向にあるという。学年別では小5、小6、小4の順で多く、小学校高学年(4〜6年生)で読者全体の67%を占めている。
居住する都道府県は東京都、大阪府、神奈川県、兵庫県、愛知県がTOP5で、主に都市圏に住む子供たちが読んでいる。
また、「子供の科学に出てほしい有名人」(2017年4月号アンケート集計)は、1位でんじろう先生、2位ピコ太郎、3位さかなクン、4位はじめしゃちょー、5位水谷豊(杉下右京)。
TVで活躍する科学系タレントが上位にくる中、ピコ太郎、はじめしゃちょーといったYouTubeの人気者がランクイン。同じアンケートで毎年TOP5にドラマ「相棒」の主役・水谷豊(杉下右京)が入るのは、「子供の科学」の読者が父親と一緒に刑事物ドラマを見るのが好きだからかも知れないという。
「将来何を勉強したいか」(2017年9月号アンケート)では、1位プログラミング、2位ロボット、3位が医学、4位が宇宙開発、5位が人工知能(AI)。
これまで、TOP1・2を独占していた医学や宇宙開発分野をしのいで、プログラミング、ロボット、人工知能といったITやエンジニアリング分野を学びたいという読者が増えている。
「子供の科学」は毎月10日発売で、定価648円+税。
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