2016年7月21日
試作フォント生成ツール「Drop&Type」が武蔵美に導入
タイププロジェクトは21日、試作フォント生成ツールである「Drop&Type (ドロップ アンド タイプ)」が、武蔵野美術大学に導入されたと発表した。
「Drop&Type」は、デザイナーや学生などがフォント化において技術的な困難さを感じることなく、オリジナルデザインの試作フォントの生成を実現する。
武蔵野美術大学では、2016年4月に共有コンピュータールームにある32 台のMacにDrop&Type を導入。来年度には、さらに64 台への導入を予定している。
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科研究室では、「学生が自身でデザインした文字を、実際に使用するためのフォント化に苦労していました。フォントにできずに、一文字ずつアウトラインデータでレイアウトすることも多くありました。Drop&Type を導入することで、フォント化の時間が短縮でき、何度でも文字のデザインの修正を繰り返すことができるので、作品のクオリティが上がることが期待できます」と、述べている。
「Drop&Type」は、StdN の範囲(Adobe-Japan1-3 プラスJIS2004 字形)までの文字種から和文および欧文の全角(正方形枠)の280 字を任意に選択して生成することができます。生成した試用フォントは、商用利用が可能。学校法人は、特別契約でご購入できる。
□チュートリアル動画
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)