2016年8月25日
トレンドマイクロ、ランサムウェア感染被害報告数が過去最悪に
トレンドマイクロは、日本国内と海外のセキュリティ動向を分析した報告書「2016年上半期セキュリティラウンドアップ:凶悪化・巧妙化が進むランサムウェア、国内では過去最大の被害」を24日に公開した。
それによると、2016年上半期は、感染したPCの操作をロックしたりする不正プログラム「ランサムウェア」の感染被害が引き続き拡大。国内の個人・法人ユーザーのランサムウェア感染とそれに伴うデータ暗号化の被害報告件数は1740件(1月~3月:870件、4月~6月:870件)に上り、2015年同期比で約7倍に増加した。これは観測以来、最悪の数値となるという。
国内のランサムウェアの検出台数も2015年同期比約9.1倍(2015年1月~6月:1820台→2016年1月~6月:1万6600台)となった。
また、世界的には新たなランサムウェアが継続的に発見されており、2016年1月~6月には79種の新種のランサムウェアを確認した。これは2015年1年間で登場した29種の約2.7倍となっているという。
新種ランサムウェアを次々と開発し流通させていることから、サイバー犯罪者はランサムウェアを、金銭的利益を得るための「有効な攻撃手段」として認識していると考えられるとしている。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)