2016年3月2日
CTCの復興支援活動から生まれた電子黒板アプリを無料提供
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は1日、授業での使いやすさを重視した電子黒板アプリ「iTouch(イタッチ)」のiOS版を開発したと発表した。3月中に、iPad向けアプリ「miyagiTouch(ミヤギタッチ)」として、App Storeで無料提供を開始する予定。
「iTouch」は、宮城教育大学安藤研究室と岩沼小学校が共同で2012年に開発したAndroid向けの電子黒板アプリ。タブレット端末をつなぐだけで大型ディスプレイを電子黒板として使用することができる。
たとえば、画像ファイルの掲出や、タブレット端末のカメラを使用して撮影したノートをディスプレイに映し出し、手書きでの書き込みを行いながらクラス全員で情報共有を図ることができる。
また、児童が授業に集中することを妨げないように、あえて多機能にはせず、スムーズな操作性を実現しているという。
CTCは、東日本大震災後、復興支援のためのボランティア休暇制度の拡充や社員向けのツアーの実施、岩沼小学校でのプログラミング教室の開催などの社会貢献活動を行ってきた。
今回、その活動の一環として「iTouch」のiOS版アプリ「miyagiTouch」を開発。ユーザーエクスペリエンスデザインの手法を使い、より直観的にわかり、操作しやすいように改良したという。
関連URL
最新ニュース
- Z会、2021年度東大・京大前期試験の科目別入試分析を26日夜から公開(2021年2月26日)
- 高校のICT活用実態調査 9割以上が「以前よりICTの必要性を認識」と回答 =旺文社調べ=(2021年2月26日)
- 京都市、全市立学校で授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を導入(2021年2月26日)
- 学力低下の対策として「学習系アプリ」「YouTube」が上位に =テラコヤプラス調べ=(2021年2月26日)
- 保育ICTコドモン、石川県津幡町が自治体初の給食管理機能を導入(2021年2月26日)
- ナビット、「学校データベース」の2021年度版の改訂が完了 小学校は1499校減(2021年2月26日)
- 「秘書検定 (2級・3級)」がCBT方式試験で全国47都道府県随時受験が可能に(2021年2月26日)
- 日本の子どもの約3割は「なりたい職業がない・決まっていない」 =スプリックス基礎学力研究所調べ=(2021年2月26日)
- インタースペース、「小・中学生の塾通い」に関する実態調査の結果を発表(2021年2月26日)
- ICT CONNECT 21、「オンライン授業事例紹介セミナー」の収録を公開(2021年2月26日)