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2018年9月18日
アウトソーシングテクノロジー、クラーク高校で「NAO」のプログラミング授業を開始
アウトソーシングテクノロジーは18日、クラーク記念国際高等学校秋葉原ITキャンパスで、5月から人型ロボット「NAO」のプログラミング授業を開始した発表した。
本授業は、ロボット専攻、ゲーム・プログラミング専攻の生徒を対象にした選択専攻の授業で、週1日2コマずつ、全38コマの授業を年間を通して行うもの。
コミュニケーションを目的とした人型ロボットのアプリケーション開発を行うことで、プログラミング「技術」だけではなく、相手に伝える表現力や会話の流れを組み立てる思考力、想像力を身につけることを目的としている。
2020年以降予定されている大学入試制度改革では、これまでの、知識をインプットするだけの知識偏重型の試験が廃止となり、思考力や表現力を重視した試験「大学入学共通テスト」が開始される。大学に合格するための知識ではなく、「知識をどのように活かすのか」という、思考力や応用力が問われる時代に突入しつつある。
クラーク高校では、大学入試やこれからの社会で求められるスキルを、「6つの力(思考力・判断力・表現力・主体性・多様性・協働性)」と定義し、積極的に育成に取り組んできた。また、アクティブラーニングやICT教育も取り入れ、高等学校という枠を超えた学びの場を展開しているという。
今回のNAOのプログラミング授業も、プログラミング技術の習得が目的ではない。
年間を通して履修できる内容は、会話や動作つきの案内はもちろんの事、センサーの活用、HTML、JavaScriptを用いたディスプレイ連動、データ取得・記憶など、ロボット単体ではできないことや、AI開発に必要なプログラミング言語、pythonにまで触れさせるカリキュラムとなっている。
プログラミングの基礎がある生徒が、これらの要素技術を活かしたサービスを考える授業となっており、生徒たちがこの先、社会で働く際にも重要になってくるアウトプット力の向上が期待されている。
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