2020年11月12日
追手門学院大手前中・高、食事介助ロボが中学保健体育教科書に掲載
追手門学院は11日、2018年に同学院大手前中・高等学校の中学生チームが製作し、国際ロボットコンテストWROの世界大会で5位入賞した食事介助ロボットが、手話ロボットに続いて来年度の中学保健体育の教科書に教材として採用されたことを明らかにした。
食事介助ロボットは、大会のテーマだった「FOOD MATTERS(食糧問題)のためのロボットを製作せよ」というミッションに対して、ARとVRを活用して心と体に栄養を届けることで食糧の有効活用を図ろうと、女子生徒が発案した。
具体的には、食べ物を口に運ぶ手のパーツとARゴーグルで構成され、オリジナルアプリで制御されている。ARゴーグルをかけてロボットを見ると、画面には「お母さん」などの好きな人が現れ、あたかもその人から食事の介助を受けているような体験をすることができる。
一連の内容は、学研が発行する2021年度中学保健体育の教科書の教材として採用され、身の回りの情報と保健体育との関わりを示す「情報リテラシー」の1つの事例として掲載された。
関連URL
最新ニュース
- Z会、2021年度東大・京大前期試験の科目別入試分析を26日夜から公開(2021年2月26日)
- 高校のICT活用実態調査 9割以上が「以前よりICTの必要性を認識」と回答 =旺文社調べ=(2021年2月26日)
- 京都市、全市立学校で授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」を導入(2021年2月26日)
- 学力低下の対策として「学習系アプリ」「YouTube」が上位に =テラコヤプラス調べ=(2021年2月26日)
- 保育ICTコドモン、石川県津幡町が自治体初の給食管理機能を導入(2021年2月26日)
- ナビット、「学校データベース」の2021年度版の改訂が完了 小学校は1499校減(2021年2月26日)
- 「秘書検定 (2級・3級)」がCBT方式試験で全国47都道府県随時受験が可能に(2021年2月26日)
- 日本の子どもの約3割は「なりたい職業がない・決まっていない」 =スプリックス基礎学力研究所調べ=(2021年2月26日)
- インタースペース、「小・中学生の塾通い」に関する実態調査の結果を発表(2021年2月26日)
- ICT CONNECT 21、「オンライン授業事例紹介セミナー」の収録を公開(2021年2月26日)