2023年4月20日
ベネッセ、慶大教授と共創活動を開始 データを活用して学びの進化をめざす第1弾の活動報告
ベネッセコーポレーションは18日、慶應義塾大学医学部の宮田裕章研究室と共創プロジェクトを開始し、データを活用して学びの進化をめざす、第1弾の活動結果を報告した。
共創プロジェクトの第1弾は、「進研ゼミ」を継続して受講した受講生について、学力の推移を明らかにし、学力向上のポイントを見つけることが目的。
それによると、学習力の設問に対し、「とても」「まあ」といった肯定的な回答を選んでいる対象者は、「あまり」「全然」といった否定的な回答を選んでいる対象者より、算数/数学の学力テストの得点が高い傾向にあった。
また、学力が相対的に低い状態から学力が伸びた集団は、中学2年生時でも偏差値が相対的に低い状態のままであった集団と比べて、「学習が終わったら自分で丸つけをし、解き方や考え方を確かめている」「間違えたところは、つまずいたポイントを意識しながら解き直している」「自分の苦手な教科や分野を理解し、苦手なところも取り組んでいる」という項目で、「とても」「まあ」といった肯定的な回答を選ぶ選択率で有意な差があった。
たとえ当初は算数/数学の学力が高くなくてもそれを挽回するためには、解き直しや苦手なところへの取り組みなど、振り返りの力をつけるような支援が効果的である傾向が見えた。
小学4年生から中学2年生までの時系列で、学習行動と学力の関係を分析することで、振り返りの力の大切さなどが明らかになってきたという。
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