2024年5月27日
スタディポケット、岐阜市の「中学校での生成AI実証事業」を共同で実施
スタディポケットは24日、岐阜市が行う中学校での生成AI活用の実証事業に、共同で取り組むことを明らかにした。
同事業では、実証モデル校「岐阜市立長良中学校」(全校生徒約300人、全教員約30人)と、同市内の小中学校の管理職、各教科、学級担任、事務職など様々な立場の教員を対象に、「教務」「校務」の両面から生成AIの活用を支援する。
具体的には、生徒向けの実証支援では、同社の学校向け生成AIサービス「スタディポケットfor STUDENT」(生徒児童向け)の提供を通じて、授業内や家庭学習(復習など)での生成AIの学習支援の実証を行う。
「答えを直接的に教えない」スタディポケットの生成AIが、対話を通じて子どもたちに寄り添い、個別最適な学びや探究的な学びを支援し、子どもたち一人ひとりの可能性を最大限に引き出す効果が出るようにする。
また、教員向けの実証支援では、教職員の校務に特化した生成AIサービス「スタディポケットfor TEACHER」(教職員向け)の提供を通じて、教員が日々直面する多岐にわたる業務で、生成AIが活用できる可能性を模索し、子どもたちと深く向き合う時間が確保できるようにする。
同社は、今回の実証プログラムを通じて蓄積した成功事例やノウハウを、全市的に取り組みを行う同市と同市教委、各導入校に提供。また、今回の同市での実証サポートを皮切りに、今年度上半期に数百校規模での生成AIの導入も進めている。
学校向けの生成AIサービス「スタディポケット」は、マイクロソフト社による「Startups Founders Hub」としての技術支援を受けており、生成AIの基盤技術である大規模言語モデルの運用で「Azure OpenAI Service」を採用。生徒児童が、学校で安心・安全に利用できる環境を提供している。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













