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2017年6月15日
すららネットと凸版印刷、「理科離れ」解決する教材を共同開発
すららネットと凸版印刷は14日、資本業務提携に関する契約を6月10日に締結したと発表した。これにより、凸版印刷はすららネットの5.67%の株式を取得した。
この業務提携で、凸版印刷の小学校向けデジタル教材開発のノウハウと、すららネットの対話型アニメーション教材開発のノウハウを融合し、対話型の理科教材の共同開発を開始する。今後、両社は新たな理科教材の開発に加え、学習に関するデータ分析や、海外における教材の共同販売なども進めていく。
凸版印刷は、子供の努力する力を育み、小学校向けの学習応援システム「やるKey」を開発。2015年度から30以上の自治体での実証研究の成果をふまえ、小学校算数(3~6年)教材の正式販売を4月から開始した。
また、すららネットはデジタル教材「すらら」を開発し、「すらら」に関連する教材の研究・企画・開発・販売をしている。
両社は今後、つまずきを克服するノウハウや学びを継続するノウハウなどを融合し、子供たちが「理科が楽しいと感じる瞬間」や「理科が解らなくなる瞬間」の分析や、新たな理科教材の開発を進めていく。
また両社は、新たな教材の開発、コンテンツの相互利用、学習ビッグデータの解析、アジア地域をはじめとする海外での販売協力など、多岐に渡るテーマで連携していくという。
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