2017年10月23日
大阪教育大と富士通、スマートデバイスを活用したALを開始
大阪教育大学と富士通は、スマートフォンデバイスを活用し、議論を活発化させる対話型のアクティブ・ラーニング支援システムを構築し、大阪教育大学で10月から、授業での運用を開始する。
同システムは、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリの共創活動支援のプラットフォーム「WebコアInnovation Suite」を採用。学生が所有するスマートフォンなどでQRコードを読み取り、表示された画面からコメントを投稿すると、自動的に教室内のスクリーンに映し出されるようになっている。教員や他の学生がそれに対して意見や回答を行うことで、活発な議論を通して授業内容の理解を深めるインタラクティブな講義スタイルを実現する。また、発信された学生の意見や質問はPowerPointに変換できるため、プレゼンテーションやドキュメントとして再利用が可能となる。
教員はマウス操作やスクリーンへのタッチ操作により、コメントの配置や拡大縮小を自由に行うことができ、重要な意見を強調したり、意見を分類しながらまとめたりすることも簡単にできる。また、授業中に随時質問を受け付け、授業の区切りでまとめて解説を加えたり、質問の傾向を把握して授業に反映していくことなども想定している。
大阪教育大学では今後、授業でのアクティブ・ラーニング手法の採用率70%以上を目標に、同システムの活用を推進していくとしている。
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)