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2017年11月2日
慶応大発AIベンチャーが「感性解析」専門の人工知能研究所を設立
慶応大学発のAIベンチャーSENSYは1日、ディープラーニング技術を用いて「感性解析」を専門に行う人工知能研究所「SAILS(セイルズ)」を設立し、千葉大学准教授の岡本卓氏を取締役CRO兼研究所代表として招聘したと発表した。
同社は、2011年11月の創業時から「カラフル・ボード」として事業展開してきたが、第7期目を迎える11月1日から、SENSYの人工知能事業に活動を集中すべく、社名を「SENSY」に変更した。
「SAILS」は、SENSY AI Laboratoriesの略。さまざまなライフスタイルの「感性解析」に特化した、独自のディープラーニング技術の研究開発を行う。研究対象データは画像、自然言語、音声、生体データなど多岐に渡る。多様なデータの組合せから人の感性をパーソナルに解析する。
また、研究所設立に伴い、AI関連分野の研究者採用を強化し、2020年までに30人規模の研究所を目指すという。
パーソナル人工知能「SENSY」は、ユーザーの「感性」を学習していく1人1台の人工知能。2014年11月にファッションアプリとしてリリース。現在では、マーケティング、需要予測、新商品開発、店舗接客、EC接客、カスタマーサービスなど幅広いソリューション群を展開。事業ドメインもファッションから食品、美容・健康食品、旅行など幅広いライフスタイルに拡大している。
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