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2020年9月23日
理研×編集工学研、選りすぐりの科学本「科学道100冊 2020」を発表
理化学研究所(理研)と編集工学研究所は18日、選りすぐりの書籍を通じて、科学者の生き方や考え方、科学のおもしろさや素晴らしさを届けるプロジェクトの2020年度版「科学道100冊 2020」を発表した。
2017年に始まった「科学道100冊プロジェクト」は、全国の書店・図書館・教育機関でフェアを展開し、多くの人に科学の良書との出会いを演出してきた。
2019年からは中学生・高校生を中心とした幅広い層に、科学の多様な魅力を継続的に伝えるため、毎年恒例の企画としてリスタート。
昨年の「科学道100冊 2019」は、全国約450カ所の書店・図書館・教育機関などで展開し、様々なメディアにも取り上げられた。
今年の「科学道100冊 2020」は、昨年同様、旬のトピックなど3つの軸で選んだ「テーマ本」50冊と、時代を経ても古びない良書として選んだ「科学道クラシックス」50冊の、合計100冊で構成。
テーマ本は、「驚異のカラダ」がテーマの、様々なシステムから成り立つ人体の精巧さ、賢さ、ヘンテコさに驚く18 冊、「宇宙フロンティア」の、果てしなく広がる宇宙の地平にロマンを感じる16 冊、そして「世界を変えた科学者」がテーマの、大発見・大発明で世界を変えた科学者たちに学ぶ16 冊。
ブックレットでは、理研の理事であり免疫学者の小安重夫博士に、理研の新型コロナウイルスについてのインタビューもしている。
また、12月18日18:00~19:30には、「今知りたい、ウイルスと免疫の話」と題した「科学道100冊 2020」のオンライン・トークイベントも開催予定。今年のテーマのひとつ「驚異のカラダ」から、「ウイルス」「免疫」の専門家が対談する。
一方、理研と共に「科学道100冊」を展開している編集工学研究所では現在、「科学道100冊」の読書体験を記録する「探究型読書 クエストリーディングNOTE」を制作している。10月から予約申込みの受け付けを開始し、11月から販売予定。
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