2023年8月29日
ベネッセ×N/S高、学力・学習習慣に関するオンライン型アセスメントを共同開発
ベネッセと角川ドワンゴ学園「N高/S高」は28日、学力・学習習慣に関するオンライン型アセスメントを開発し、今年度、同校で希望する生徒6500人以上に、自宅端末からのアセスメント実施とデータを活用した進路指導を実施したと発表した。
N/S高はインターネットと通信制高校の制度を活用した「ネットの高校」で、従来、生徒が学校に登校して一斉に紙で行っていた、ベネッセの既存アセスメント「スタディーサポート」(基礎学力と、学習習慣や進路志向性を測定するアセスメント)に注目し、生徒が全国各地の自宅で学ぶという通信制高校の特徴に合わせ、自宅端末から受検できるオンライン型のアセスメントを、ベネッセと共同で開発した。
その結果、生徒が自身の端末で取り組んだ問題の解答やアンケートの回答がデータ化され、学習・指導での活用ができるようになり、2022年度は6月・12月のアセスメント実施で合計1万2000人以上、2023年度も6月に6500人以上の生徒がアセスメントを受験した。
オンライン型アセスメントの開発で、N/S高の生徒は、オンライン授業で場所や時間を問わずに学習ができるという通信制高校の良さを享受しながら、従来は登校しないと受けられなかったベネッセの全国最大規模(年間のべ約180万人が受験)の高校生向けアセスメントにも参加できるようになった。
N/S高では、より正確に基礎学力の測定や指導後の定着状況を把握して、そのデータを元にしたメンター(N/S高では生徒指導などを行う教職員のことをメンターという)からの個別指導や進路面談などといった生徒の進路支援を充実できるようにもなった。
また1〜2年次に同アセスメントを受けた生徒は、3年次に志望進路が決まっている率が高いという成果も出ている。
今回の共同研究で練られたアセスメントは、全日制に通う約300万人の高校生のほか、N/S高と同じような通信制に通う約26.5万人の高校生にも提供できるようになる。
また、従来の紙での一斉・集合だけでなく、WEBによる分散・随時のアセスメント受験という新たな選択肢があることで、学校側の狙いに応じて多様な形態でのアセスメントも実施できる。
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