2021年3月25日
UMEDAI、『SDGs探究AWARDS 2020』受賞者発表および受賞者作品公開
未来教育推進機構(UMEDAI)は23日、第2回『SDGs探究AWARDS 2020』の表彰式で受賞者を発表、受賞作品を公式サイトで公開したと発表した。
同機構は、中高生・学生を対象に、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマとした探究活動の発表の場として『SDGs探究AWARDS』を設立。第2回目の開催となる今年度は、昨年の約2倍にのぼる総数1953件がエントリーした。3月21日にはオンラインで表彰式を開催。受賞者が受賞作品を元にオンラインでプレゼンテーションを行うほか、受賞者同士の交流も行われた。
昨今、教育現場ではSDGsをテーマとした探究学習が実施されるようになり、また企業や自治体に関しても、SDGs達成に向けた様々な取り組みの必要性が叫ばれている。同機構はこのアワードを継続的に開催し、エントリーされた作品を広く公開することで、学校での授業や企業、自治体が取り組むときの参考材料として、活用できるようにと実施している。
『SDGs探究AWARDS2020』は、「世界の国や地域におけるSDGs達成のために、私たちができる、または実施しているアクションについて」をテーマに開催。昨年に引き続き作品の形式を自由としたことで、中高生・学生から自由な発想の作品が集まった。また総合学習や探究学習の時間で、新たに学年・学校単位で授業の一環として取り組んだ学校もみられた。
中高生部門の最優秀賞には、山形県立村山産業高等学校機械科の『工業生の足踏み式消毒スタンド大作戦!! ~新型コロナと戦う武器を広めたい~』が受賞し、優秀賞は4作品が受賞した。学生部門の最優秀賞は今年度は見送られ、優秀賞4作品が選ばれた。
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