2022年8月23日
7割超が「フルリモート」「居住地自由」は志望度が上がると回答 =学情調べ=
学情は18日、20代の仕事観をひも解くためにアンケート調査を実施、その結果を発表した。
コロナ禍で「リモート会議」や「オンライン商談」が普及しフルリモートや居住地自由など、出社しない働き方を前提にする企業も出てきている。一方で、「オンライン」でのコミュニケーションが増えたことで、「リアル」の価値が見直され、オフィス回帰の動きも活発化している。同社では「働く場所」「勤務スタイル」への注目が高まる中、20代は「リモートワーク」や「出社」などの働き方をどのように捉えているのか、アンケートを実施した。
今回は、「勤務スタイル」に関して調査。転職活動において、「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がると回答した20代が74.9%に上った。「転勤がなく人生設計を立てやすい」「居住地自由だと、ライフステージに合わせて柔軟に働けると思う」「地方に住んでいるので、地方在住のままで首都圏の企業で働くことができたら嬉しい」などの声が寄せられた一方、「出社の機会がある」企業は「志望度が上がる」と回答した20代も、48.6%に上った。「リモートワークも取り入れたいものの、出社して対面で話すからこそ社内の信頼関係を築くことができると思う」「出社して、社員同士で顔を合わせる機会があるほうが、会社の一員であると実感できると思う」などの声が上がっている。また、「バーチャルオフィス」に「アバター」が出社する働き方ができる環境があったら「利用してみたい」の回答が6割に迫った。
調査は7月29日~8月6日にインターネットでのアンケート調査で行われた。調査対象は20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者である20代社会人。有効回答数は247名。
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