2022年10月24日
授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」、ICT活用率の高い政令市で導入
LoiLoは、同社の授業支援クラウド「ロイロノート・スクール」が、協働学習×ICT活用率の高い政令市で導入されていることが、国立教育政策研究所の調査結果から分かったと10月21日付で発表した。
同研究所が、全国の児童・生徒約214万人を対象に実施した「令和4年度 全国学力・学習状況調査」の結果によると、新潟市、熊本市、横浜市、京都市でICTを活用した協働学習(意見交換、まとめ、発表)の実施頻度が高いことが判明。
同社によると、これらの政令市では、協働学習をはじめとする授業活動で「ロイロノート・スクール」が導入されており、その理由として以下の3点が考えられるという。
まず、ロイロノート上のカードが複数の生徒で同時に編集でき、クラス全体/グループでの協働学習を効率的に進めることができる。
また、シンキングツールで可視化した自身の考えに基づき、クラスメイトと意見交流・議論することで、新たな考えをつくり出すことができ、この過程を通して、協働学習を深めることができる。
さらに、ロイロノート上のデータを指でつなぐだけで、プレゼンテーション資料が簡単に作成でき、動画、音声、写真、PDF、Webページなども使用できる。
また同社では、教育委員会・指導主事を対象に、自治体でのICT活用について学ぶオンライン勉強会「GIGA語ろう!」を、11月26日に開催する。
同勉強会では、市全体でGIGA端末を先進的に活用している新潟市、千曲市、津市の指導主事が、ICTを活用した「生徒主体の授業改善」をテーマに、各市の取り組みについて分かりやすく解説する。
「ロイロノート・スクール」は、双方向授業を作り出す授業支援クラウドで、小学校から大学まで、すべての授業で使える。資料のやりとり、思考の可視化、意見の共有が直感的にでき、子どもたちが自ら考え表現する協働的な学びや、教員の負担軽減につながる。1日200万人以上が利用しており、国内外約1万校が導入。
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