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2020年10月19日

袋井市と凸版印刷、年長児を対象に「ICT利活用」を推進する実証実験

静岡県袋井市と凸版印刷は、年長児を対象に幼稚園・保育園などでのICT利活用を推進する実証実験を、同市内の三園で、10月~2021年3月まで実施する。

凸版印刷は今年1月から、えほんとアプリで学ぶ幼児向け学習サービス「できるーと~かずシリーズ~」を提供。

今回の実証実験では、「できるーと」のアプリと、凸版印刷とCedep(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター)が共同開発した園活動記録アプリを活用。

数・量・図形の遊び活動とその効果の検証、子どもの非認知能力を効果的に引き出す活動記録の方法を検証する。

また、今回の実証で得られた幼児期の体験や姿を小学校と共有し、小学校教育でのICT利活用促進や個別最適化された学びの環境構築に活用。子どもたちの成長を連続的にサポートするための継続的な実証活動・学ぶ環境の提供を進める。

実証実験の概要

実証期間:10月~2021年3月まで
実施園:袋井市立三川幼稚園、浅羽西幼稚園、笠原子ども園
対象:年長児61人
実証内容:
①「できるーと」アプリを活用した遊び活動の実践と保育者の業務支援
②「活動記録」アプリで子どもの興味・関心を可視化し最適な保育環境の構成を支援
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