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2020年12月17日
ディスカバリーズ、「オフィス環境がコミュニケーションに与える影響」を共同研究
ディスカバリーズは16日、オカムラと東京大学大学院経済学研究科・稲水伸行准教授の研究室 (稲水研究室)の3者共同で、オフィス環境がワーカー同士のコミュニケーションにどのような影響を与えるかをオン/オフラインの両面から検証する産学研究を開始すると発表した。
この共同研究は、オカムラが12月に実施するオフィス移転の前後に、ワーカー間のコミュニケーションの変化やパフォーマンスへの影響を分析・評価するもの。
分析・評価には、オンラインでやりとりされるメールやチャットなどログを使って自動解析するディスカバリーズの「IntelliReport(インテリレポート)」を使用。
オフラインでのやりとりについては、位置情報を把握するセンシング技術を用いて物理的なワーカー同士の近接度について検証する。
オン/オフラインでのつながり方の特徴が、ワーカーのモチベーションやパフォーマンスなどの指標にどのような影響を与えているのかを稲水研究室とともに解析。2020年9月と1年後の2021年9月のデータを採用して検証する。
今回の共同研究で、ディスカバリーズは、「インテリレポート」を使って、従業員のアプリの利用時間を計測し、コミュニケーションが活性化している状態や、仲間とのつながりの変化を可視化。同研究で得たインサイトを、今後のサービスの品質向上に役立てる。
一方、オカムラは、オフィス空間のコミュニケーション機能についてエビデンスを収集。共同研究で得られた成果は、同社が提供するオフィスソリューションサービスに生かす。
また、稲水研究室は、オフィス空間およびオンラインでの行動・コミュニケーションのデータを分析。学術的観点から得られる知見をまとめ、共同研究で得られた示唆を経営学・組織理論の発展に役立てる。
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