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2022年5月16日

現役中高生の8割以上が「中学卒業までにSNSデビュー」=スタディプラス調べ=

スタディプラスは、同社の学習管理アプリ「Studyplus」上で、中学1年~高校3年生のユーザー1869人を対象に実施した、「SNS利用に関するアンケート調査」の結果をまとめ、5月13日付で発表した。

それによると、「何らかのSNSを利用しているか」を聞いたところ、実に93.5%の中高生が「利用している」と回答。

また、8割以上(83.8%)が「中学卒業までにSNSを利用開始」しており、SNSデビューのタイミングで最も多いのは「中学1年生」32.1%。以下、「小学校高学年」24.6%、「中学2年」15%、「高校1年」14.6%などが続いた。

利用し始めた目的は、1位「リアルな友人との交流」69.9%(1238人)、2位「家族との連絡」59.4%(1053人)で、身近な人とのコミュニケーション手段として、SNSを使い始める傾向にあることが分かった。

また、3位「情報を得るため」55.3%(980人)、5位「情報を発信するため」7.3%(130人)と、発信目的より受信目的での利用開始が目立つ。

中高生たちが現在使っているSNSの媒体別状況を聞いたところ、主要SNSの利用度合いで特筆すべきは、「LINE」97.4%、「YouTube」92.6%の多さで、共に9割を超える利用率だった。「Instagram」も約7割(69.3%)、「Twitter」も半数以上(52.5%)だった。

アカウント数については、動画SNSの「YouTube」72.0%と、「TikTok」75.0%は1個だけが多数派だった。

一方、写真中心の「Instagram」は7割以上、テキスト中心の「Twitter」は半数以上が複数アカウントを所持。「Instagram」は、アカウント数を2個持っている学生が30.8%で最多。

複数のアカウントの使い分け方を尋ねたところ、趣味などの目的や、人間関係の違いによって使い分ける傾向が見られた。

具体的には、「リア垢、本垢、勉強垢、裏垢、病み垢、なり垢、活動垢 など」、「リア垢2つ、趣味垢6つ、勉強垢1つ」、「本垢、裏垢、サブ垢、ポケモン垢、勉強垢、学校の生徒会の垢」、「通常アカウント 勉強のモチベーションアップのアカウント(投稿などはしていない)」、「学校の人全体と繋がるアカウントと、仲がいい人のみのアカウント」、「表向きの絵垢とそうでない絵を載せる垢、載せるゲームの種類別」という声が寄せられた。

「最もよく使うSNS」を聞いたところ、トップは「LINE」で3割以上(32.5%)の支持を得た。「YouTube」27.8%、「Instagram」23.8%も2割を超え、また、6割以上の学生が、最もよく使うSNSを1日に「1時間以上」利用していると回答。「3時間以上」使うと答えた学生も12.4%にのぼった。

使用目的については、「見て楽しむ・情報を得るため」74.5%(1321人)が最多。SNSを始める目的は家族や友人とのコミュニケーションが多数だった一方で、使用していくうちに情報収集が最大の目的となる傾向にあった。

また、最もよく使うSNSで得た情報を、「どの程度信頼できると思うか?」を聞いたところ、「中立の立場」が50.4%(893人)で多数だった。情報をしっかりと見極めようとするスタンスの学生が多いことが分かる。

この調査は、全国の「Studyplus」ユーザー(現役の中学1年~高校3年生)を対象に、4月18日〜19日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1869人。

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調査結果の詳細

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